☆
世のなかからかるく三年は遅れちゃってますが、
DVDで『嫌われ松子の一生』観ました。

ものすごく素晴らしかった。
後半ずっと理由のわからない涙が止まらなかった。
やっぱ絶対劇場で観るべき映画だったんだ!と後悔しつつ、
三年遅れで完ぺきにハマり、友だちに電話しまくって迷惑がられ、

原作も追いかけたし、
監督といかに犬猿の仲だったかを主演の中谷美紀が綴った抱腹絶倒の日記
「嫌われ松子の一年」も古書店で見つけて読んだ。
「犬猿の仲だった」というのは日記で読むかぎり、まったくのホントだったみたい。
だけど、オレはこの色々色々素晴らしい映画において、もっとも素晴らしいものは、
中島哲也監督のきちがった演出と、中谷美紀の透徹した演技だったようにおもう。
☆
原作にも感動したんだけど、すごいびっくりしたのは、映画のために
(短くするために、ビジュアリスティックにするために、その他の理由で)
変更されている幾多のことがらが、ほとんど全て、変更されたほうが、
より「嫌われ松子」の世界に(あくまで個人的な感想だけど)ふさわしい気がしたこと。
原作を読み込んで読み込んで、そこを超えていっている。
「こんなことができるんだ。。」と目から鱗(うろこ)が落ちた。
☆
オレは松本大洋の長編漫画『ピンポン』がすごい好きで、
同じ作者の短編集『青い春』はそこまで好きじゃない。
数年前、この二作品が同時に映画化された時、
曽利監督の『ピンポン』を、ここまで原作に忠実にかつ映像的にエンターティメントに仕上げるなんて、
この監督にしか出来ないだろうなぁ!と感嘆しながら、
豊田監督の『青い春』のほうに、より大きな刺激と興奮を受けた。そして、じぶんなりに
「長編大作の映画化は、どうしてもはずせない思い入れのあるシーンや人物が多くなるため、
どこかダイジェスト的になってしまう宿命からは逃れられないのかも」という解釈をした。
☆
が、『嫌われ松子の一生』は、そんなじぶんなりの解釈を完ぺきにくつがえした。
音も絵もある映画だからできること。
才能と努力によって実現できること。
の新しい扉を視た。
☆
やっぱし、気になる映画は劇場で観ないと後悔する。そんな気がして、これまた今さらだけど
師走の三軒茶屋シネマ(老舗の名画座)まで『20世紀少年。最終章』を観に行きました。
チケット700円也。すきま風に黴臭い空気、スプリングぎしぎしの椅子、久々に名画座を堪能した。

三作通じてこの超大作をまとめあげた堤監督の 人間とCGを仕切りきる力技とセンス、
出演スター俳優たちのスターっぽさを消して原作に準ずる作品への集中力がすてきだった。
ポスターにも名前の無い役だけど、神木隆之介の演技がすごい印象的だった。
いろいろ伏線を張って惹きつけた力強い脚本のなかで、
神木くんが口ずさむ歌詞だけは、脚本 浦沢直樹さんの間違いだったんじゃないか?とおもう。
ちょっとネタバレですみません。いつかご質問できる機会がありますように。
☆
あー、ながながすみません
昨年中お世話になった方、気にかけてくださったかた、どうも有り難うございます。
思うことを書こう。
「それを言うおまえは?」という問いに、言いっぱなしで終わらないじぶんになろう。
一日一日、昨日できなかったことがすこしでもできるようになっている
そんな2010年になるよう精進しようとおもいます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
今宵は満月。元日の満月はちょうめずらしいそうです。
(あーっ。元日を三十分、オーバーしちゃったけど)
皆さまにとって佳い年になりますように。

世のなかからかるく三年は遅れちゃってますが、
DVDで『嫌われ松子の一生』観ました。
ものすごく素晴らしかった。
後半ずっと理由のわからない涙が止まらなかった。
やっぱ絶対劇場で観るべき映画だったんだ!と後悔しつつ、
三年遅れで完ぺきにハマり、友だちに電話しまくって迷惑がられ、
原作も追いかけたし、
監督といかに犬猿の仲だったかを主演の中谷美紀が綴った抱腹絶倒の日記
「嫌われ松子の一年」も古書店で見つけて読んだ。
「犬猿の仲だった」というのは日記で読むかぎり、まったくのホントだったみたい。
だけど、オレはこの色々色々素晴らしい映画において、もっとも素晴らしいものは、
中島哲也監督のきちがった演出と、中谷美紀の透徹した演技だったようにおもう。
☆
原作にも感動したんだけど、すごいびっくりしたのは、映画のために
(短くするために、ビジュアリスティックにするために、その他の理由で)
変更されている幾多のことがらが、ほとんど全て、変更されたほうが、
より「嫌われ松子」の世界に(あくまで個人的な感想だけど)ふさわしい気がしたこと。
原作を読み込んで読み込んで、そこを超えていっている。
「こんなことができるんだ。。」と目から鱗(うろこ)が落ちた。
☆
オレは松本大洋の長編漫画『ピンポン』がすごい好きで、
同じ作者の短編集『青い春』はそこまで好きじゃない。
数年前、この二作品が同時に映画化された時、
曽利監督の『ピンポン』を、ここまで原作に忠実にかつ映像的にエンターティメントに仕上げるなんて、
この監督にしか出来ないだろうなぁ!と感嘆しながら、
豊田監督の『青い春』のほうに、より大きな刺激と興奮を受けた。そして、じぶんなりに
「長編大作の映画化は、どうしてもはずせない思い入れのあるシーンや人物が多くなるため、
どこかダイジェスト的になってしまう宿命からは逃れられないのかも」という解釈をした。
☆
が、『嫌われ松子の一生』は、そんなじぶんなりの解釈を完ぺきにくつがえした。
音も絵もある映画だからできること。
才能と努力によって実現できること。
の新しい扉を視た。
☆
やっぱし、気になる映画は劇場で観ないと後悔する。そんな気がして、これまた今さらだけど
師走の三軒茶屋シネマ(老舗の名画座)まで『20世紀少年。最終章』を観に行きました。
チケット700円也。すきま風に黴臭い空気、スプリングぎしぎしの椅子、久々に名画座を堪能した。
三作通じてこの超大作をまとめあげた堤監督の 人間とCGを仕切りきる力技とセンス、
出演スター俳優たちのスターっぽさを消して原作に準ずる作品への集中力がすてきだった。
ポスターにも名前の無い役だけど、神木隆之介の演技がすごい印象的だった。
いろいろ伏線を張って惹きつけた力強い脚本のなかで、
神木くんが口ずさむ歌詞だけは、脚本 浦沢直樹さんの間違いだったんじゃないか?とおもう。
ちょっとネタバレですみません。いつかご質問できる機会がありますように。
☆
あー、ながながすみません
昨年中お世話になった方、気にかけてくださったかた、どうも有り難うございます。
思うことを書こう。
「それを言うおまえは?」という問いに、言いっぱなしで終わらないじぶんになろう。
一日一日、昨日できなかったことがすこしでもできるようになっている
そんな2010年になるよう精進しようとおもいます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
今宵は満月。元日の満月はちょうめずらしいそうです。
(あーっ。元日を三十分、オーバーしちゃったけど)
皆さまにとって佳い年になりますように。

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